現代はインターネットが急速に発展し、様々な情報を手に入れることができるようになりました。
GoogleやYahoo、ツイッターやInstagramで自分の知りたい情報を検索すると大体のことは知ることができます。
手軽に情報を手に入れることができるようになりましたが、勿論その弊害もあります。
それは必要以上に知識を蓄えてしまうことです。
自分には明らかに必要無いであろう知識も蓄えてしまうことがありませんか?
僕は小学生のときからサッカーをしていたのですが、インターネットや本で効果的な練習法や戦術を調べていました。
色々サッカーについての情報を調べていくうちに、段々と他のスポーツの練習法や戦術も気になって調べるようになってしまいました。
サッカーとは直接関係の無いボクシングや野球などの練習法や戦術を調べていました。
今考えると余計な知識を手に入れたなーと思っています。
たしかに、友達とボクシングや野球の話をするときには良いかもしれませんが、サッカーをするにあたっては全く関係ありません。(参考にすべきことはあったかもしれませんが)
自分に必要な情報だけを収集
先程も述べた通り、様々なことを知っていると会話をする際のタネになる可能性はあります。
ただ実用的な面から考えると、情報の集め過ぎはいざ行動をしようとした際の障害になり得ます。
例えば自重トレーニングについての場合。
自重トレーニングでも十分に筋肉が付く。
自重トレーニングじゃ筋肉なんか付かない。
自重トレーニングは毎日やっても良い。
自重トレーニングも休みは設けないといけない。
自重トレーニングだけでも様々な情報があります。
様々な情報があるからこそ、どれを信じたら良いのか分からなくなり、行動に移せないということになってしまいます。
この行動に移せないというのは、用意周到で慎重な人ほどよく陥ります。
失敗はしたくないと考えるあまり、事前に調べておいて最も効率が良く、そして失敗しない方法を模索します。
しかしその結果、情報が多すぎてどれが失敗しないためのものなのか分からず、結局行動に移せないということになってしまいます。
自分に必要な情報だけとは言うが・・・
自分に必要な情報だけを収集すると言っても、正直な話かなり無理があります。
インターネットで手軽に情報を手に入れることができるようになり、意識せずとも様々な情報を集めてしまうからです。
必要な情報だけを収集するのが難しいなら、情報を厳選してしまいましょう。
どのように厳選するかというと、実際に行動して試してみて自分に合う方法を見つけたら、それについて深掘りして情報を集めるという手法です。
僕は高校生や大学生初期の頃は、「自重トレーニングは毎日やって良い」という情報を信じ、毎日腕立て伏せ100回をしていました。
ある程度までは筋肉が付いたのですが、すぐに頭打ちとなりました。
そこで、今度は「自重トレーニングも休みを設けなければならない」という情報を信じ、腕立て伏せ100回を週に2回の頻度に変えてみました。
その結果、筋肉が増えるスピードが早くなり、みるみるうちに筋肉が付いてきました。
2つの情報を検証したところ、僕にとっては「自重トレーニングは毎日して良い」という情報は要らないということになりました。(もしかして部位を変えながら毎日トレーニングするのは大丈夫、ということだったのかもしれません)
残った自分に必要な情報、「自重トレーニングも休みを設けなければならない」についてを深掘りしていけば良いのです。
深掘りしていくうちにどんどん怪しい情報が出てくると思いますが、それも自分で検証してみましょう。
情報は自分で活用して初めて武器となる
情報はただ持っているだけでは宝の持ち腐れです。
活用しないと意味がありません。
「営業はお客様と仲良くなるのがコツ」という情報を知っていても実際にお客様と仲良くなろうとしなかったら営業が上手くいきませんよね。
仲良くなろうとして情報を活用してこそ、情報は活きてきます。
色々な情報を集めるのも悪いことではありませんが、実際に活用するようにしましょう。

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