なぜか人の4倍アポが取れるスタッフSさんがいました。
— みやかわ かおる (@kaoru521) 2018年10月8日
テレアポのトークは他の人と同じなのに。
どうしてなんだろう?
と思ってSさんを観察していてあることに気づきました。
Sさんは
お客さんの名前を繰り返し口にしていたのです。
人にとって最も馴染みのある言葉はなんでしょうか。
馴染みのあるということは、よく聞く言葉ということですね。
それは、その人の名前です。
産まれたときからずっと名前は呼ばれています。
自分では気付かないかもしれませんが、人は知らないうちに自分の名前に親しみを持っているのです。
名前というのはその人の個人特有のものです。
ネームコーリングという技術
ネームコーリングという技術を知っているでしょうか。
技術というほどのものではありませんが、会話の際にとにかく相手の名前を呼ぶというものです。
先程も述べた通り、人は自分の名前に知らず知らずのうちに愛着を持っているものです。
愛着の持っている自分の名前を会話中に何度も言うことで、「この人自分にちゃんと興味があるな」と思わせることができます。
僕が大学生の時です。
僕はサッカーサークルに所属していました。
まだサークルに入りたての頃は先輩から名前を呼んでもらえず、もしかして先輩方は新入生の僕達にあまり興味がないのかなと思っていました。(先輩曰く、新入生が多かったから名前を覚えるのに苦労したそう)
しかし、何度もサークルに行っているうちに名前も覚えてもらうことができ、練習中や飲み会などでも名前を呼んでもらい、「お、僕ちゃんと認識されてるんだな」と思いました。
誰もがこんなことを考えるとは思いませんが、少なくとも僕は名前を呼んでもらえるようになって嬉しかったですね。
先輩から飲みにも誘われるようになった
僕はまだ入社して3ヶ月程度の新入社員です。
新入社員が何よりも最初にやらなければならないことがあります。
それは先輩の名前を覚えることです。
最低限、自分が所属している部署の先輩の名前は覚えましょう。
僕は配属されて1日で配属先の先輩の名前を全員覚えました。
名前を覚えて、先輩に呼びかけるときに名前を言うようにすると、「お、もう名前を覚えてくれたん?早いねー笑笑」という具合に言ってもらえました。
名前を早く覚えて呼ぶだけで相手に「自分はしっかり認識されている、尊重されているんだな」と思わせることができます。
先輩方の名前を繰り返し呼ぶことによって、僕も組織の一員と認識されたのか、仕事を自分から言わなくても教えていただけるようになったり、飲みにも誘っていただけるようになりました。
人とのコミュニケーションが上手くいかない人は名前を呼ぶことを意識
人とのコミュニケーションにおいて、なんだかぎこちなさを感じるときがあると思います。
それは、相手が自分のことを信用してくれていないからです。
相手が自分のことを信用してくれていれば、相手から話題を振ってきたりして上手くコミュニケーションが取れるようになるはずです。
また、相手が信用してくれていると分かれば、自分も相手のことを信用して良いものだと理解することができ、積極的に相手とコミュニケーションを取りたいと思うようになります。
相手の信用を得るためには何度も言っているように、ネームコーリング。
名前を呼ぶことですね。
人脈を広げたい、仕事で成功したい、恋人が欲しいという方々は是非ネームコーリングを試してみてはどうでしょうか。
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