懸垂をやったことがある人には分かると思いますが、初心者にとって懸垂は非常に難しいものです。
殆ど運動経験が無い人だと1回も出来ないということだってあります。
懸垂について毎度おなじみ、Googleで検索をしてみると、「懸垂は腕で上げるのではなく、背中で上げるものだ。背中で上げるには、肩甲骨を意識することが大事」と、いったことがよく書かれています。
しかし、普段の生活の中で肩甲骨を意識して使うことなんてほとんど無いため、「
んなこと出来んわ!もっと具体的に説明しろ!」となってしまう人もいるかもしれません。
ごもっともです。
僕も懸垂を始めた頃は、4回程しか出来ず、しかも、背中のマッスルコントロールなんて全く意識せずやっていました。
とにかく分からないまま懸垂をひたすらガンガンやっていました。
そのフォームも適当な懸垂で回数を重ねていくと、だんだん背中で体を引き上げる感覚や広背筋への刺激というものが分かってきました。
最初は背中への効きとか気にせず、ガンガン懸垂をやりこみ、背中への感覚が分かるようになってきたら、背中のマッスルコントロールを意識してやってみると良いです。
懸垂が1回も出来ないという人は、最初から普通の懸垂ではなく、ジャンプしてバーに掴まり、ゆっくりと体を下ろしていくという動作で懸垂に必要な最低限の筋肉を鍛えることをお勧めします。
もしくは普通の懸垂より負荷が低い斜め懸垂でも良いと思います。
斜め懸垂ならわざわざチンニングバーを買わなくても家にある机で出来ますからね。
まずはこれらの種目で懸垂に慣れていけばオッケーです。
また、この段階で背中を意識することが出来たらなおベターです。
コツとしては、体を引き上げる時、脇を閉め、肘を脇に近づけていくイメージでしょうか。
そうすることで広背筋に刺激が入り、背中をうまく鍛えることが出来ます。
普通の懸垂をするときも同様ですね。
懸垂で広背筋にうまく効かせることが出来ないという人は肘と脇を意識してみてはいかがでしょうか。

YouTen(ユーテン) ぶら下がり健康器 改良強化版 懸垂マシン マルチジム ぶらさがり トレーニングマシン (ハンマートーン(ベンチなし))
- 出版社/メーカー: YouTen
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る