ロシアワールドカップが終わって約3週間が経とうとしています。
サッカー経験者なら勿論、未経験者の方々も盛り上がったのではないでしょ
うか?
僕はクロアチア優勝予想をしていましたが、見事に外れてしまいました。
攻守共に1番バランスが良いチームだと思ったんですけどね・・・
しかし、クロアチア代表キャプテンのルカ・モドリッチ選手が大会MVPに選ばれたということで、クロアチアにとっては大きな「もの」を得ることができたのではないでしょうか。
僕も小学生の頃から現在までサッカーをやっています。
ポジションは右サイドハーフを主にやっています。
日本代表でいうと原口選手、世界レベルの選手だとロッベン選手やメッシ選手、ちょっと前のクリスティアーノ・ロナウド選手などが当てはまりますね。
今回は、ワールドカップで「サッカーを始めてみたい!」という方やお子さんがこれから増えると思うので、僕なりの練習方法などを書いていきたいと思います。
実は僕は小学、中学、高校と地区選抜に選ばれていました。
「選抜に選ばれるようなら相当練習してきたんだろう」と思うかもしれませんが、実はそこまで練習らしい練習をしてきたわけではありません。
個人練習としてしてきたのはたった3つだけです。
勿論、チームの練習には真面目に取り組みましたし、ネット等で戦術や動き方も学びました。
1.ドリブル
ドリブルは小学生の時からほぼ毎日欠かさずやってきました。
どんなことをしてきたかというと、YouTubeでドリブルの練習法を調べて実際に試してみたりしました。
具体的には「スーパージンガ」や「コーンドリブル」といったものです。
サッカー マーカーを使ったドリブル練習 Soccer Dribbling Drill
2.家の中で常にボールに触る
家の中にボールを1個用意し、それを裸足で常にコロコロ転がしていたりしてください。
ご飯を食べながら・・・
歯磨きをしながら・・・
勉強をしながら・・・
とにかくできる限り裸足で触り続けてください。
裸足でボールを触ることにより、ボールに対する感覚が養われます。
足のこの位置でこんな風に触ればこのように転がるのか・・・
というのを感覚的に理解できるようにします。

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3.筋トレor体幹トレーニング
サッカーはコンタクトスポーツです。
体が弱ければ、ボールも上手くキープすることも出来ないし、相手のボールも取ることが出来ません。
コンタクトスポーツは体を強くすることが必須です。
そのためには筋トレor体幹トレーニングです。
出来れば筋トレが望ましいのですが、小学生や中学生といった身体がまだ未発達な子が筋トレをすると成長を阻害される可能性があります。
そういった場合には体幹トレーニングをお勧めします。
体幹トレーニングのメニューとしては、「プランク」や「サイドプランク」など・・・(体幹トレーニングについてはあまり詳しくないので、詳しく知りたい場合はネットで調べてみたり、長友選手の本を買ってみてください。)
筋トレを行う場合は、僕の過去の記事の
こちらを参考にしてみてください。
大きな筋肉を鍛えることによって、体重も増えやすくなり、当たりに負けなくなります。
全国大会で優勝した東福岡高校や、青森山田高校、県リーグのクラブなのにJ2のクラブに打ち勝ったいわきFC、そして最強のレアル・マドリード・・・
上で挙げたチームはすべて筋トレを徹底的にした結果得られた成績なのです。
「筋トレをしたら体が動かなくなる・・・」
いいえ、そんなことはありません。
それはドラゴンボールの見過ぎです。
確かに最初はただの重りとなって一時的に体が重くなりますが、しばらく筋トレを続けると、筋肉に神経が通り、思うように動かせるようになります。
胸筋がない人は胸をピクピク動かすことはできませんよね?
でも、胸筋はある人が胸を動かしているのを見たことがあると思います。
あれこそ、筋肉に神経が通ったためにできるようになった技なのです。
筋肉モリモリのラガーマンは重そうに走りますか?
この3つが僕が長年続けてきたメニューとなります。
「あれ?定番のリフティングやランニングは??」
やっていません。
リフティングに関しては、リフティングよりドリブルの方が効率が良いからです。
そもそも、個人練習の目的は、個人の技術の向上です。
そのためにはボールに多く触れた方が早く向上します。
「ドリブルは上手くなるかもしれないけど、トラップやキックはどうするの?」
ごもっともです。
トラップやキックが出来なければまともにサッカーが出来ません。
しかし、僕は個人練習はドリブルばかりやってきたにも関わらず、トラップやキックは得意です。
特にキックはどのチームに属しても精度が1番高く、コーナーキックやフリーキックを蹴らせてもらっていました。
どのような原理かは分かりませんが、おそらく、ドリブルや裸足でボールを扱うことによってボールに対する感覚が養われ、「ここをこれくらいの強さで蹴れば、あそこに飛ぶ」などといったイメージが出来ているからなのではないかと思います。
後は個人の練習ではやっていないとは言いますが、チーム練習の時にキックやトラップをかなり練習させられてきたというのはあると思います。
というわけで、個人練習でリフティングは不要です。
ちなみにリフティングもボールをこねたりドリブルしているだけで何故か出来るようになりました。
ランニングに関しては、意味がない、というのとケガをしやすいという理由からしていません。
サッカーというのは、確かにそこそこ長い距離を走りますが、常に同じスピードで走るということはありません。
歩いていたり、ジョギングをしていたり、ダッシュをしたり・・・
走るスピードが異なっているに加えて真っすぐに走るだけでなく、フェイントを入れるために足を動かしたりジグザグに走ったりすることもあります。
なのでただ単調に長い距離を走るだけのランニングは全くの無意味です。
勿論、基礎体力は付くかもしれませんが、試合の体力とは別です。
試合の体力は試合でしか付きません。
また、実はランニングというのは非常にケガが多い種目となっています。
硬いアスファルトの上を何分も走り続ける・・・
自分の体重の負荷というものは意外と大きいものです。
それに加えてランニングでは勢いもあるため、さらに負荷は大きくなります。
そのような大きな負荷に膝は何分も耐えることができるでしょうか?
とりあえず、上記で挙げたメニューを毎日こなせば、初心者の方はビックリするほど上達し、経験者の方でも、今よりステップアップすること間違いなしです。
これから迎えるであろうサッカーブームのために練習をされてみてはいかがでしょうか。